病状の概要
巻き爪は、ともに「爪が食い込んで足が痛い」や
「爪が丸く変形している」という訴えでよく来院されます。
巻き爪は「彎曲爪」とも呼ばれ、爪の片側もしくは両側がロール状に曲がって丸くなる症状のことです。
「爪が食い込んで痛い」という訴えの場合に、診察状では爪の彎曲が目立たず、爪の縁が欠けたり深爪によって爪が食い込んだりしている状態である「陥入爪(かんにゅうそう)」のことがあり、巻き爪とは原因や治療法が異なります。
ただし、巻き爪と陥入爪が併存している患者さんも多くみられます。